検索窓に彼女の名前を入力すると「打ち切り 理由」という不穏なサジェストが浮上することがあります。しかし調査の結果、看板作品である『あいまいみー』を含め、代表作が懲罰的な打ち切りに遭ったという事実は存在しません。
では、なぜこれほどまでに打ち切りの噂が定着してしまったのでしょうか。背景には以下の3つの要因があります。
- 作中での自虐ネタの過激さ:作中で「来週打ち切り」「連載終了のお知らせ」といった嘘のあおり文やメタネタを読者へのドッキリとして頻繁に使用していたこと。
- 公式案件での暴走劇:『弱酸性ミリオンアーサー』などのゲーム公式タイアップにおいて、原作設定を無視して運営元を揶揄するようなネタを描き、「公式から怒られて即終了するのではないか」とファンが冗談交じりにハラハラし続けたこと。
- 長期連載の自然な幕引き:2009年から2026年まで足掛け11年にわたって連載された『あいまいみー』が全11巻で完結した際、唐突な最終回に見えた読者の一部が「打ち切られたのでは」と邪推したこと。
実際には竹書房編集部からも厚い信頼を寄せられており、Web漫画黎明期からサイトのPVを牽引し続けた功労者としての円満完結でした。「いつ終わってもおかしくない綱渡りの空気感」を演出し、それを読者とともにエンターテインメントとして楽しむスタイルそのものが、打ち切りの噂を生み出す土壌となっていたわけです。