昭和の終わり、日本中の少女たちを熱狂させた光GENJI。その長男格としてグループを率いたのが彼だった。激しいダンスとローラースケートという過酷なパフォーマンスをこなしながら、個性豊かなメンバーを陰で支え続けた包容力。かつて所属したジャニーズ事務所の黄金期を牽引した功績は計り知れない。
時代の波とともにグループが解散した後も、彼は事務所にとどまり、じっくりと牙を研ぎ続けた。そして新体制となるSTARTO ENTERTAINMENTへの移行期においても、変わらぬスタンスで自らの芸道を追及している。華やかなアイドルから、静かに佇む演劇人へ。その移行は決して派手なものではなかったが、着実な歩みであった。