創立38年目を迎える水戸葵陵高等学校は、旧水戸短期大学附属水戸高等学校からの校名改称(1996年)および学科再編を経て、普通科単科校としての教育プログラムを高度に進化させてきました。2026年度入試におけるコース別難易度と進学出口の実態は、大きく3つの系統に分かれています。
最上位に位置する「医歯薬コース」は、県内でも希少な医療系スペシャリスト養成特化コースです。偏差値帯は61〜64(県内私立上位水準)を維持しており、医学部医学科・歯学部・薬学部・看護医療系への現役進学を狙う層が県内外から集まります。近年も「獨協医科大学病院見学ツアー」や大学教授を招いた「医歯薬実験講座」など、単なる座学にとどまらない探究型実習がカリキュラムに組み込まれている点が強みです。
中核を担う「特進コース(特進V・特進S等)」は偏差値52〜58前後に位置し、国公立大学(茨城大学、筑波大学等)やGMARCH・日東駒専レベルの私立大学への一般選抜合格を主眼に置いています。放課後補習や予備校連携講座が充実しており、公立上位校(水戸桜ノ牧高校や水戸二高校など)の併願先としても手堅い人気を誇ります。
基礎固めと多様な進路を目指す「進学コース」は偏差値45〜49前後となっており、総合型選抜や学校推薦型選抜、指定校推薦枠を活用した私立大学・専門学校進学、あるいは強豪運動部で競技に打ち込む生徒が多く在籍しています。学力層ごとに明確な棲み分けがなされているのが特徴です。