韓国へ渡航する日本人旅行者を悩ませているのが、電子入国申告書、K-ETA、Q-CODE、税関申告という「似通ったアルファベット略称のデジタル手続き」が乱立している点だ。それぞれの管轄官庁、目的、そして2026年現在の法的要件を正確に把握しておくことが不可欠となる。
韓国渡航手続き2026年最新情報において特筆すべきは、K-ETA免除の最新状況だ。訪韓観光客の誘致促進策として導入された日本の一般パスポート保持者に対するK-ETA一時免除措置は、旅行業界や関係省庁の協議を経て継続して運用されている。したがって、一般的な韓国観光においてK-ETAの手数料を支払う必要は一切ない。ただし、「K-ETAが免除されているから入国申告も何もしなくてよい」と誤認するケースが散見される。K-ETAはあくまで「ビザ免除者向けの事前渡航認証」であり、個別の入国審査に用いる「入国申告書」とは別物である点を明確に区別しなければならない。
また、Q-CODE登録手順と必要性に関しても、感染症情勢が平時モードへ移行した現在、日本からの直行便利用で発熱等の症状がない渡航者に対する一律の事前義務付けは撤廃されている。さらに、韓国税関申告アプリの登録方法についても、免税範囲内(酒類2本、タバコ200本、香水100ml、一般品US800ドル以下)の一般的な旅行者であれば、税関申告書の提出自体が省略され「申告なし(Nothing to Declare)」の専用通路をそのまま通過できる運用が定着している。