ネット上で流布している「生ゴミ乾燥機に関する噂」の中には、明らかな誤解や使用法の誤りによるものが含まれています。代表的な2つの誤解を正します。
誤解の筆頭は、「生ゴミ乾燥機を使えばゴミ袋代が浮いて本体代の元が取れる」という言説です。指定ゴミ袋の有料化が進む自治体であっても、生ゴミの減量によって節約できるゴミ袋代は月数十円〜数百円程度にとどまります。電気代やフィルター代を差し引けば、金銭的な損得勘定だけで本体代(数万円〜十数万円)を回収することは現実的ではありません。生ゴミ乾燥機は「コスト回収ツール」ではなく、「悪臭や小バエ、ゴミ出し回数を激減させて日々の精神的平穏と清潔を買うタイムパフォーマンス家電」と位置付けるのが正しい認識です。
もう一つの誤解は、「何でも投入して放置すれば良い」という思い込みです。プラスチック片や金属スプーンの誤混入、引火性のあるアルコール類や多量の油、硬い牛骨・豚骨などを無差別に投入すると、ヒーターの故障や内釜の破損、異臭事故を引き起こします。最低限の分別意識は持ち続ける必要があります。