花の絶景を巡る旅は、一過性のブームから持続可能な地域活性化の柱へと成熟しつつある。「公益社団法人日本観光振興協会」が後押しする「フラワーツーリズム推進事業」では、季節の開花に合わせた周遊ルートの整備や、二次交通アクセスの強化が進められている。
花畑を起点に周辺の温泉街や地元直売所、古民家カフェへと観光客が回遊することで、滞在型の「フラワーツーリズム」が各地で定着してきた。春の限られた開花期間に集中する消費エネルギーをいかに地域全体へ波及させるか。全国の自治体や観光協議会は、ネモフィラをハブとした新たな地域経済モデルの構築に熱い視線を注いでいる。