ビジュアルへの憧れをきっかけに、実際に日韓カップルとして交際に発展するケースは年々増加しています。日韓の恋愛における出会いの経緯としては、語学学習アプリ(HelloTalkなど)、日韓マッチングアプリ、韓国留学やワーキングホリデー、新大久保やソウル現地での交流イベントが主流となっています。
交際がスタートした段階で、多くの日本人女性が驚きとともに強い魅力を感じるのが、連絡の頻度と愛情表現の熱量です。「パプモゴッソ?(ご飯食べた?)」という何気ない体調を気遣うメッセージが朝から晩まで届き、チャットツールでの即レスは基本中の基本です。付き合ってから「100日記念日」「200日記念日」といった節目のイベントを盛大に祝い、花束やプレゼントを贈る文化も徹底しています。
しかし、恋愛から「結婚」へとステージが進むにつれて、文化的・社会的な摩擦が浮き彫りになる事例も少なくありません。
第一の壁となるのが儒教思想に基づく家族主義です。韓国では家族の結びつきが極めて強く、週末ごとに実家に顔を出したり、親と毎日のように電話で連絡を取り合ったりすることは珍しくありません。特に母親(シオモニ)と息子の精神的な距離が非常に近く、結婚相手の学歴や家柄、職業に対して親が直接的な意見を述べるケースも存在します。
第二の壁が経済的な現実主義です。韓国社会では住宅価格の高騰が激しく、結婚時に男性側が新居(アパートの保証金や購入費用)を用意すべきという伝統的なプレッシャーが今なお根強く残っています。交際期間中は情熱的で甘い言葉を惜しまなかった男性が、結婚の現実的な条件を前にして急激に慎重な態度を見せるというギャップに直面するカップルも少なくありません。