歯並びや噛み合わせ、あるいは顎骨の軽度な突き出しが横顔のバランスを崩している場合、最も根本的かつ確実なアプローチとなるのが「歯科矯正」だ。
日本矯正歯科学会の年次大会や論文でも、歯列矯正が中顔面から下顎部にかけての軟組織(唇や皮膚)のプロファイルに与える影響が詳細に報告されている。前歯の後退に伴って唇の位置が数ミリ後ろに下がるだけでも、横顔は見違えるほど整う。かつてのような目立つワイヤー矯正だけでなく、透明なマウスピース矯正や裏側矯正(舌側矯正)の選択肢も広がり、大人になってから治療を開始する人が増えている。