野津山幸宏という名を一躍全国区へと押し上げた最大の功労者といえば、やはり『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の有栖川帝統(アリスガワ ダイス)だろう。ギャンブル狂で無一文、だが仲間思いで心直ぐな熱血漢。この複雑かつ愛すべきキャラクターを、圧倒的な熱量と鋭いラップスキルで表現してみせた。
特にライブステージや楽曲内で見せるラップの切れ味は圧巻の一言だ。専門家からも「プロのラッパー顔負けのマイクパフォーマンス」と絶賛されたそのリズム感は、キャラクターの魅力を何倍にも増幅させている。破天荒な言動の裏にある純粋さ、情に厚い一面を絶妙なニュアンスで声にのせる手腕は、彼の代表作として今なお語り継がれている。