バイキンマンとドキンちゃん。二人の間には、ビジネスライクな損得勘定や、見返りを求める契約関係は存在しない。
どれだけ失敗しても城に居場所があり、どれだけ我がままを言っても見捨てられない。効率や成果主義が叫ばれる現代社会において、彼らの営みはどこか救いをもたらしてくれる。正義のヒーローであるアンパンマン側が「正しさ」を体現するならば、悪役であるはずの彼らは「人間臭い包容力」を体現していると言っても過言ではない。
今日も今日とて、バイキンマンはドキンちゃんのために新しいメカ作り、美味しい食べ物を探しに出かける。そしてやっぱりアンパンマンに飛ばされ、「バイバイキーン!」と叫びながら帰ってくるのだ。その先に待っているのは、呆れ顔をしながらも温かい食事を用意して待つドキンちゃんの姿である。この変わらない日常がある限り、二人の歪で愛おしい絆が途切れることは決してない。 (出典: バイキンマン ドキン ちゃん 関係(Yahoo!ニュース))