「触っても安全なのか?」という疑問に対し、明確に注意が必要なのはイモリのほうだ。日本に広く分布するアカハライモリは、お腹が鮮やかな赤やオレンジ色をしている。これは天敵に対する警戒色だ。
イモリの体表から分泌される粘液には、フグ毒として知られる「テトロドトキシン」という強烈な神経毒が含まれている。皮膚に触れただけで直ちに致命的な症状が出るわけではないが、触った手で目をこすったり傷口に触れたりすると、激しい痛みや炎症を引き起こす危険性がある。野外で捕まえた後は必ず石鹸で手を洗わなければならない。対してヤモリには毒が一切なく、仮に噛まれたとしても大怪我に至る心配はない。