金銭面だけでなく、人間関係や心理面に残る傷跡も計り知れません。第一発見者となった一般人やアパートの大家、ホテルの従業員が重度のPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、長期の休職や精神科治療を余儀なくされる事例は後を絶ちません。
また、残された家族は「なぜ気づけなかったのか」「自分が追い詰めたのではないか」という強い罪悪感と自責の念に生涯苛まれ続けます。自死遺族の支援団体によると、遺族のうつ病発症率や二次的な自死リスクは一般と比較して有意に高いという最新の調査結果が出ており、一人の死が連鎖的な苦痛を生み出す構造が浮き彫りになっています。