大手旅行予約サイトやSNSを網羅的にリサーチすると、「琵琶湖バレイスキー場の評判とネットの反応」には明確なパターンが見て取れます。高評価の過半数を占めるのは「眼下に広がる青い琵琶湖に向かって滑り降りる唯一無二の爽快感」「京都駅から1時間圏内という驚異的な近さ」というロケーション価値です。
一方で、厳しい意見が集中しているのが「琵琶湖バレイスキー場の混雑状況」とそれに伴う待ち時間です。週末の現地を訪れたスキーヤーの手記やレビューには、次のような生々しい証言が並びます。
「午前9時過ぎに山麓駅に着いたが、ロープウェイ乗車待機列が建物の外まで伸びており、山頂に立つまでに1時間以上を要した」「リフト待ちは10分〜15分程度だが、レストランが昼時に阿鼻叫喚の混雑となり、座席の確保だけで疲弊してしまった」。
混雑をさらに複雑化させているのが、スキーやスノーボードを目的としない一般観光客の存在です。山頂エリアには、年間を通じて屈指の人気を誇る展望スポット「びわ湖テラス 冬季営業」が展開されています。スノーウェアを着込んだ滑走者と、ダウンジャケットに身を包んで絶景カフェを目指す観光客が、山麓ロープウェイ乗り場および山頂レストランフロアで完全に同居する形となります。
その結果、スキーブーツを履いていない観光客が雪面で足を取られて動線を塞いでしまったり、ロープウェイの定員が観光目的の乗客で埋まって滑走者が乗車を見送らざるを得なくなったりといった摩擦が生じています。この動線の過密化こそが、ハイシーズンにおける最大のストレス要因となっています。