ピタゴラスイッチ「新しい生物の歌」はなぜ話題?歌手や歌詞の真相に迫る

ピタゴラスイッチ「新しい生物の歌」はなぜ話題?歌手や歌詞の真相に迫る

ピタゴラスイッチ「新しい生物の歌」はなぜ話題?歌手や歌詞の真相に迫るとはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

この歌と映像は、一体どのような発想から生まれたのでしょうか。その根底には、番組の企画・監修を務める佐藤雅彦氏とクリエイティブグループ「ユーフラテス」による、徹底した認知科学的アプローチが存在します。

新しい生物の歌の元ネタとも言える発想の源流は、心理学や認知科学における「アニマシー知覚(無生物に生命を感じる知覚特性)」の研究です。人間は、光の点(ポイントライト)が特定のパターンで動くだけで「人が歩いている」と認識したり、単純な幾何学図形が特定の速度変化をするだけで「意志を持って動いている」と感じたりします。

佐藤雅彦氏らは、この知覚の仕組みを応用し、「最低限どのような動きや造形を与えれば、人間はそれを『新しい生物』として受け入れるのか」という実験的な問いを、エンターテインメントとして昇華させました。知識を詰め込むのではなく、観察する面白さそのものを提示する番組哲学が、この短い歌の中に凝縮されています。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。