タトゥーを検討する上で避けて通れないのが「痛み」への懸念です。ブラックアンドグレータトゥーの痛みは、施術の工程によって感覚が大きく異なります。
輪郭を引く「筋彫り(ライン)」は鋭い刃物で引っかかれるようなピリピリとした痛みを伴いますが、陰影をつける「ぼかし(シェーディング)」は面でアプローチするため、皮膚を強く擦られるような鈍い熱感に近い痛みに変わります。べた塗りで何度も同じ箇所を往復するヘビーカラーに比べると、薄いインクを素早く重ねるグレーシェーディングは比較的ダメージが分散しやすいとされています。
痛みの強弱を左右する主な要因は施術部位の皮膚の厚さと骨・神経の近さです。上腕の外側や太もも、前腕などは痛みに耐えやすく初心者向きとされています。一方、肋骨(アバラ)、胸骨、鎖骨、足の甲、脇腹などは神経が密集し骨に響くような強い痛みを伴うため、十分な覚悟と体調管理が求められます。