中日ドラゴンズの球団ロゴデザイン史において、大きな転換点となったのが1987年の星野仙一監督就任である。情熱的な指揮官はチームの意識改革を図るべく、MLBの名門ロサンゼルス・ドジャースを彷彿とさせる鮮やかなロイヤルブルーと、躍動感あふれる筆記体ロゴを導入した。この大胆なチェンジは球界全体に衝撃を与え、強いドラゴンズのイメージを決定づけた。
さらに時代が下り、2004年に落合博満監督が率いた黄金期には、よりシックで深みのある紺色をベースとしたロゴへと洗練された。勝負に徹する鋭さとストイックな雰囲気をまとったこの時代のスタイルは、リーグ制覇や日本一の記憶とともに、今なお多くのファンの胸に深く刻まれている。チームの成績とヴィジュアルの一体感が、ロゴの価値を一層引き上げた好例と言える。