今回の台風15号で最も警戒すべきは、いわゆる秋台風がもたらす「複合災害」の発生リスクです。
秋の台風は、北から南下してくる秋雨前線(あきさめぜんせん)を刺激しやすい特徴を持ちます。台風が遠く離れた場所に位置していても、前線が活発化することで「遠隔大雨」と呼ばれる集中豪雨が突発的に発生することがあります。さらに、満潮時刻と台風の接近が重なる場合、海岸付近では高潮による浸水被害が拡大する危険性があります。暴風による屋根瓦の飛散や停電、大雨による浸水、そして高潮という3つの恐怖が同時に押し寄せる可能性があるため、決して油断はできません。