通形ミリオを語る上で避けて通れないのが、指定敵団体「死穢八斎會」の本拠地への突入作戦における首領・オーバーホール(治崎廻)との激闘です。
ミリオは、組織に囚われていた重要人物・エリちゃんを救出するため、単身でオーバーホールとその側近たちを追い詰めます。しかし、敵が放った非人道的な凶弾――エリの細胞から作られた「個性破壊弾(完成品)」がエリに向けられた瞬間、ミリオは何の躊躇もなく自らの肉体を盾にして銃弾を受け止めました。
この瞬間、ミリオは長年培ってきた「透過」の個性を完全に破壊され、失うこととなりました。ネットコミュニティ等で一時「通形ミリオ 死亡説」が流布した背景には、主に3つの要因が存在します。
- 無個性化後の絶望的な15分間:個性を失った後も、エリを守るために生身の肉体一つでオーバーホールの猛攻に耐え抜き、重傷を負いながら立ち続けた壮絶な描写によるショック。
- 師であるサー・ナイトアイの戦死:同作戦において、ミリオの師匠であるサー・ナイトアイが致命傷を負い殉職した事実との情報の混同。
- 長期間の前線離脱:無個性となったことでヒーロー活動の休止を余儀なくされ、作中での出番が一時的に大幅に減少したこと。
結果として、ミリオは死亡することなく生存し、個性を失ってもなおヒーローとしての魂を一切失わない屈強な精神力を見せつけました。