木瀬部屋を率いるのは、名門・日本大学相撲部で学生横綱に輝き、大相撲でも豪快な突き押しと右四つで三賞を幾度も獲得した木瀬親方(元前頭筆頭・肥後ノ海)です。2003年12月に三保ヶ関部屋から分家独立して部屋を創設して以来、親方が一貫して掲げているのが「力士それぞれの個性を殺さない」という指導方針です。
型にはめる指導ではなく、宇良のような変幻自在のスピード相撲も、金峰山のような骨太のパワー相撲も、それぞれの長所を極限まで伸ばす育成法を採用。これが多士済々な関取軍団を生み出す土台となっています。
また、木瀬部屋は伝統ある出羽海一門に属しています。一門内の合同稽古や巡業を通じた交流でも存在感は大きく、実力と結束力を兼ね備えた中核的な部屋として、角界全体の活性化に大きく寄与しています。