当麻紗綾役の戸田恵梨香と、瀬文焚流役の加瀬亮。このW主演による二人の強烈な掛け合いは作品の大きな原動力だった。そこに斎藤工が加わることで、劇中の空気が一変した。
IQ201の天才でありながらガサツな当麻と、命知らずで不器用な叩き上げの瀬文。この異色のコンビに対し、斎藤が演じた静けさを纏うキャラクターは絶妙な対比を生み出した。主要キャスト陣が火花を散らす緊迫した芝居の応酬は、日本のテレビドラマ業界におけるサスペンス演出のハードルを一段引き上げたと言っても過言ではない。テレビ画面越しにも伝わる圧倒的な熱量が、多くのクリエイターに刺激を与えた。