独学ゆえの奔放さが、彼のプレイスタイルに圧倒的なオリジナリティを与えている。一般的なギタリストが通過する基礎的なコード理論やスケール練習を、彼は一切経験していない。独学で培った圧倒的な耳コピ能力は、指先のポジション感覚と完璧に同期している。
ロケやステージで彼が手にするアコースティックギターにも、並々ならぬこだわりが宿る。過酷なロケ環境や急激な温湿度変化にも耐えうるタフなアコースティックギターを選定し、弾きやすさを考慮した弦高調整が施されている。旅先で過酷なチャレンジに挑む最中も、彼は移動中のロケバスでひたすらギターのネックを触り続け、弦の鳴りを確認していた。道具への深い信頼と愛着が、過酷な状況下での迷いのないプレイを支えているのだ。