彼女の運命を決定づけたのは、言わずと知れたビヨンセのリップシンク(口パク)パフォーマンスだ。2008年、フジテレビ系のバラエティ番組で披露されたその芸は、お茶の間に激震を走らせた。豊満な体躯をこれでもかと激しく揺らし、表情豊かに踊る姿は、これまでの「女性芸人」の枠組みを完全に破壊した。
その後、国民的番組『笑っていいとも!』の14代目いいとも青年隊(少女隊)に抜擢される。当時の彼女はまだ20代前半。プレッシャーと戦いながらも、生放送の舞台で毎週お茶の間に笑顔を届け続けた。あの弾けるような笑顔の裏には、プロとしての冷徹なまでの自己分析と、徹底的なダンスの練習があったことはあまり知られていない。