伝統的な「大きな箱型ユニットが丸ごと持ち上がる」リトラクタブルヘッドライトの完全復活は極めて困難ですが、デザインへのオマージュと最新テクノロジーを融合させた新たなアプローチが動き出しています。
マツダが公開した次世代スポーツコンセプト「MAZDA ICONIC SP(アイコニックSP)」では、往年のFD3S型RX-7を強く想起させる開閉式デイタイムランニングライトが採用され、大きな話題を呼びました。超小型の薄型LEDモジュールを用いることで、展開時の突出量を数センチ程度に抑え、歩行者保護性能と空力性能を犠牲にしない「現代版リトラクタブル」の具現化に挑んでいます。
【プロの結論】リトラクタブル名車をおすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
中古車市場でJDM(日本仕様の旧車)のプレミア化が進行する中、リトラクタブル搭載車を手に入れるべきか迷っている方に向けて、維持管理の現実を踏まえた明確な判断基準を提示します。
【おすすめできる人の条件】
- 予備の開閉モーターやリンクブッシュ、リレー類を自らネットオークションや個人売買でストックできる人
- 突然の片目不動や雨天時の動作不良を「旧車の味」として受け止め、手動ダイヤルで回して応急処置できる心の余裕がある人
- 屋根付きガレージを所有し、紫外線や雨水によるゴムシール・配線の劣化を最小限に防げる保管環境を持つ人
【購入に慎重になるべき人の条件】
- 日常の通勤や業務で毎日使い、トラブルによる遅刻が許されない環境にある人
- すべてのメンテナンスをディーラー任せにしたい人(純正製廃パーツが多く、一般ディーラーでは修理を断られる事例が増加中)
- 車両購入代金だけで予算を使い果たし、年間10万〜20万円程度の突発的な電装系・可動部リフレッシュ費用を捻出できない人