だが、歯車は唐突に狂い始める。私生活を巡る過熱報道の波に呑まれ、2017年から2018年にかけてグループは急速に求心力を失っていった。公式サイトの閉鎖、そして事実上の活動休止。メディアの苛烈なフラッシュを浴び続けたSUは、責任を一身に背負い込むようにして表舞台からフェードアウトを選んだ。
スポットライトの当たる華やかなステージから、一切の音を遮断された日常へ。当時を知る関係者は「言葉で表現することを生業にしていた彼にとって、マイクを握れない日々は自己のアイデンティティそのものを解体されるような苦痛だったはずだ」と証言する。一切の弁明をせず、SNSすらも沈黙させた彼の態度は、世間からの厳しい批判に対する彼なりのケジメであり、長い内省の始まりでもあった。