1万人以上の観客が一斉にゲートへと押し寄せる終演直後、会場前の臨時バス乗り場には長蛇の列が発生する。バス待ちだけで1時間を空費し、予約していた新幹線や飛行機を逃しかけるトラブルは遠征初心者が最も陥りやすい罠だ。混雑をスマートに回避するなら、大通りを走る臨時直行バスに固執せず、周辺の徒歩アクセスを柔軟に活用するのが鉄則となる。
おすすめは、会場を出て博多港国際ターミナル方面の歩道を抜け、地下鉄箱崎線の「呉服町駅」や「千代県庁口駅」まで15〜20分ほど歩くルートだ。道中は平坦で夜間も街灯が明るく、海風を感じながらライブの余韻に浸るクールダウンにちょうどいい。地下鉄に乗ってしまえば、天神や博多駅へわずか数分でアクセスできる。また、タクシーを利用する場合は、会場正面ではなく少し離れた埠頭寄りの幹線道路まで歩いて配車アプリを起動すると、迎車車両のピックアップが劇的にスムーズになる。