原作者のメンギが手がけ、「NAVER WEBTOON」および「LINEマンガ」で爆発的なヒットを記録した原作ウェブトゥーン。このデジタルコミックの真骨頂は、主人公カン・ミレの内省的なモノローグと、周囲の毒気を含んだ人間関係のリアリズムにある。ポップな絵柄とは裏腹に、読者の心を容赦なく抉るシビアな展開が続いた。
一方、韓国のテレビ局JTBCが制作した実写版ドラマ『私のIDはカンナム美人』は、映像メディアならではのエンターテインメント性を巧みに増幅させている。原作の冷徹な批評精神を守りながらも、キャンパスライフの眩しさやサブキャラクターのバックストーリーを丁寧に補完。視聴者が感情移入しやすい韓国ドラマの王道フォーマットへと昇華させた。