キーキャップをすべて取り外したら、本体とキートップの本格的なクリーニングを行いましょう。手垢や皮脂汚れを落とすだけで、新品時のサラサラとした快適な打鍵感が蘇ります。
ステップ1:キー配列の写真をスマートフォンで撮影する
分解作業に入る前に、必ずキーボード全体の配列をスマホで撮影しておきます。Enter周辺の特殊キーや記号キーの配置は記憶に頼ると戻す際に必ず迷うため、確実な記録が不可欠です。
ステップ2:キートップのつけ置き洗浄(重曹または中性洗剤)
洗面器に40℃程度のぬるま湯を張り、台所用の中性洗剤を数滴、または重曹を大さじ1杯溶かします。そこに外したキーキャップを投入し、約20〜30分間つけ置きします。皮脂汚れ(弱酸性)に対してアルカリ性の重曹や界面活性剤が作用し、頑固な油膜汚れが浮き上がります。
※塗装キートップや特殊コーティングが施されたキーの場合、重曹の濃度が高すぎると印字が傷む恐れがあるため、薄めの中性洗剤が無難です。
ステップ3:すすぎと完全乾燥(最重要)
つけ置き後、洗濯ネットなどに入れて流水でしっかりとすすぎます。その後、タオルなどの上にキートップを裏返し(軸穴を上向き)にして並べ、日陰で丸1日〜2日間しっかりと自然乾燥させます。内部に水分が残ったままスイッチに装着すると、基板のショートやスイッチ内部のサビの原因になります。
ステップ4:キーボード本体のホコリ除去
キーキャップを乾燥させている間に、本体フレームに溜まったホコリや髪の毛をエアダスターで吹き飛ばします。スイッチの隙間にこびりついた汚れは、無水エタノールを染み込ませた綿棒や専用のクリーニングブラシで優しく拭き取ります。