政策論争の中で最も明確な対立軸となるのが経済政策です。右派は市場経済の自主性と成長を重視し、規制緩和や減税を通じて民間投資を活性化させる「小さな政府」を志向します。個人の自己責任と自由な競争が経済全体のパイを拡大するという発想です。
これに対して左派は、市場の自由放置がもたらす所得格差や貧困問題を重視します。富裕層や大企業への課税を強化し、医療や教育、福祉を充実させる「大きな政府」による再分配を主張します。国内外の有名政策シンクタンクが発表する経済分析でも、税制改正による経済成長効果と所得格差の是正効果については常に議論が分かれており、国家運営の根幹を成すテーマとなっています。