ピザの注文時によくある迷いが「Mサイズを2枚頼むか、Lサイズを1枚にするか」という選択です。この問題を解く鍵は、円の幾何学的な性質である「面積は半径の2乗に比例する」という原則にあります。
ピザーラの数値を例に計算してみると、その差は一目瞭然です。
- Mサイズ(直径25cm / 半径12.5cm):面積 = 12.5 × 12.5 × 3.14 ≒ 約491㎠
- Lサイズ(直径36cm / 半径18.0cm):面積 = 18.0 × 18.0 × 3.14 ≒ 約1,018㎠
直径の比較では25cmと36cmで約1.44倍の差に過ぎませんが、面積で比較するとLサイズはMサイズの約2.07倍に達します。つまり、Lサイズ1枚の可食面積はMサイズ2枚分をわずかに上回っています。
多くのピザチェーンにおいて、Lサイズの価格はMサイズの約1.5〜1.6倍程度に設定されています。複数の味を楽しみたいという目的がない限り、純粋なボリュームとコストパフォーマンスを最優先するならば「Mサイズ2枚」よりも「Lサイズ1枚」を注文する方が圧倒的に経済的です。