では、日常の食卓でどの程度の量にとどめておくのが安全なのでしょうか。指針となるのが厚生労働省の発表している「日本人の食事摂取基準」です。この基準において、成人の1日あたりのヨウ素推奨量は130μg(マイクログラム)と定められており、健康障害をもたらさない上限値(耐容上限量)は1日3,000μg(3mg)に設定されています。
乾燥わかめ1g(水戻し前)に含まれるヨウ素はおよそ100〜200μg程度。水で戻したわかめ小鉢1杯(約10〜20g)で、1日の推奨量は十分にカバーできます。普通の味噌汁や少量のお吸い物程度なら上限値をオーバーすることはまずありません。しかし、大盛りのわかめサラダを毎食食べたり、乾燥わかめをそのままスナック感覚でボリボリと大量消費したりするような極端な習慣がある方は、すぐに見直しが必要です。