中川家が披露するラグビーネタの最大の魅力は、「細かすぎるのに一瞬で状況が伝わる異常な再現度の高さ」にあります。特に礼二が演じるレフェリーのモノマネは、口にホイッスルをくわえたまま「モゴモゴ」と不明瞭な声で選手に反則を伝える姿や、息を切らしながら両手を広げてインゴールへ走り込む姿など、ラグビー経験者であれば思わず「いるいる!」と膝を打つ瞬間が凝縮されています。
この審判ネタが誕生したきっかけは、礼二自身が学生時代から足を運んでいた高校ラグビーの試合会場でした。グラウンド上で繰り広げられる激しいコンタクトプレーの傍らで、必死に試合をコントロールしようとする大人のレフェリーたち。その独特な息遣いや身振り手振りに着目した礼二が、独自のデフォルメを加えて舞台で披露したところ、劇場を揺るがす大爆笑を巻き起こしたのが始まりでした。