検索欄に打ち込まれる「うざく」という言葉。この一見不思議な音の響きには、異なる二つの文化的な文脈が存在する。一つは、香ばしい蒲焼きのうなぎと爽快な酢の物が織りなす伝統の和食。もう一つは、麻雀の何切る問題で劇的な革新をもたらした戦術家としての顔だ。
「検索する層の半分は今夜の献立や居酒屋のメニュー名を調べており、残りの半分は麻雀の牌効率を極めようとしている」。そう語るのは、Webメディアのトレンド分析を手がけるアナリストだ。まったく無関係に見える二つの要素が、単語ひとつのもとに交差する面白さがここにある。