わずか数回、あるいは1回だけコールを鳴らして即座に切る「ワン切り着信」には明確な悪意が存在します。この手の着信に対して「大事な用件かもしれない」とワン切りへ折り返す行為は極めて危険です。
発信側の狙いは主に2つあります。1つ目は、手当たり次第に生成した電話番号へ機械的に発信し、「折り返しがある=現在使われている生きた電話番号」としてリスト化して名簿業者へ転売することです。2つ目は、国際電話や高額な通話料が発生する特殊な通話サービスへ誘導し、通話料詐取を狙う手口です。海外からの国番号(+1や+44など)が付いた着信には絶対にコールバックしてはなりません。
また、発信者番号が表示されない「非通知着信」にも警戒が必要です。非通知でかかってくる着信の理由としては、テレアポ業者が通話拒否を回避する目的や、個人情報の収集、稀に公衆電話や警察署からの緊急連絡などが挙げられます。しかし、正当なビジネスや重要な私用であれば、留守番電話にメッセージを残すのが社会的な常識です。用件が吹き込まれていない非通知着信は、一切応答せず放置するのが賢明な防衛策です。