Kis-My-Ft2の初期活動を語る上で避けて通れないのが、いわゆる「前列」と「後列」の圧倒的な差だ。玉森裕太、藤ヶ谷太輔、北山宏光の3人がグループの顔としてスポットライトを浴びる一方、残る4人はスポットライトの影に甘んじることが多かった。
特に露骨だったのが衣装だ。前列3人が華やかな装飾や鮮やかな色合いの衣装を身に纏う隣で、後列の4人はシンプルなグレーやモノトーンのスーツ姿。地上波テレビの歌番組ではカメラワークまでもが露骨に偏り、後列メンバーの顔が画面に映る時間はわずか数秒というケースも珍しくなかった。出演量の隔たりは、ファンにとっても残酷なリアリティとして映っていた。