時代が昭和・平成から令和へと移り変わる中、このクラシックなサウンドはインターネット上で思わぬ大爆発を起こした。発端は、若年層を中心とするクリエイターたちがTikTokやYouTube上に投稿したリミックス動画やダンス動画である。
ローファイ・ヒップホップ(Lo-Fi Hip Hop)のビートに乗せた哀愁漂うアレンジから、高速テンポのダンスミュージックまで、多様な二次創作が瞬く間にバイラルヒットを記録した。かつて親の手を引かれてマシンの前に立っていた世代が、デジタルネイティブとなってその音を再解釈した格好だ。
単一のキャラクターソングが数十年越しにSNSミームとして循環するこの現象は、株式会社サンリオが築き上げたキャラクタービジネスの底知れぬ強度と、タイムレスなIP価値を証明する格好の事例となった。