ルーデウスと結ばれたロキシーは、のちに二人の子供を出産します。この子供たちもまた、世界の命運を握る極めて重要な役割を担うことになります。
第一子は長女のララ・グレイラットです。ルーデウスの子供たちの中で唯一、ミグルド族の特徴である青髪と念話能力を受け継いで生まれました。ララは生まれる前から「ヒトガミを討伐する救世主」としての宿命を予言されており、飄々とした性格ながら規格外の予知魔術と魔導の才能を発揮します。
第二子は次女のリリィ・グレイラットです。リリィは魔術よりも機械や道具への興味が強く、のちにザノバ商会で魔導鎧や義手などの魔道具開発を牽引する天才技術者へと成長します。
ロキシー自身は母親となってからもシャリーアのラノア魔法大学で教鞭を執り続け、多くの優秀な生徒を育成。家庭内では第一夫人のシルフィエット、第三夫人のエリスとも深い信頼関係を築き、グレイラット家の知性を支える柱として生涯を全うしました。