暴力団情勢を専門的に追う有志やウォッチャーが集う「神戸山口組を研究する会」や各種の考察ブログでは、単なる事件の羅列ではなく、組織構造の歪みや経済的困窮といった「構造的要因」に焦点を当てた分析が続けられている。
研究会や情報通が特に注視しているのは、組織結成時の大義名分と現実の乖離だ。結成当初、神戸山口組は六代目山口組の「高額な上納金(会費)制度」や「名古屋(弘道会)主導の運営体制」を批判し、伝統的な山健組流の融和的な運営を標榜した。しかし、結果として内部でも同様の金銭トラブルや方針対立が噴出し、自壊の道を辿ることとなった経緯が克明に記録されている。