彼の人生におけるもう一つの大きな転機、それが長年所属した大手芸能事務所「研音」からの独立だった。長年守られてきた看板を下ろし、個人として自立した活動へシフトした決断は、彼の私生活にも絶大な自由と責任をもたらした。
事務所の手厚いプロテクトから離れたことで、自身のスケジュールやプライベートの過ごし方を完全にセルフプロデュースできる環境が整った。仕事のオファーを自らの意思で精査し、心から情熱を注げる作品に集中的に取り組むスタイルへと移行。この環境変化こそが、彼の心境にゆとりを生み、結婚という人生の大きな選択肢に向き合う十分な時間と精神的余裕を与えたことは間違いない。