女子プロレスラーのグラビアには、半世紀近くにわたる歴史の積み重ねが存在します。1980年代のクラッシュ・ギャルズ旋風では、レコードリリースとともに多くのアイドルグラビアが撮影され、熱狂的な少女ファンを生み出しました。
1990年代の全盛期には、対抗戦ブームとともに『週刊プロレス』のグラビア増刊号が一大ムーブメントを創出。鍛え上げられたトップレスラーたちがリングで見せる凄惨な表情とは異なる一面を披露し、完売が続出する社会現象となりました。
女子プロレスラー歴代グラビアの系譜を紐解くと、時代ごとの女性像やメディアの要求に応えながら進化してきた経緯が分かります。現代のグラビアは、単に消費される対象としての露出ではなく、選手自身が主導権を持って自己をプロデュースする「表現の場」へと決定的な変貌を遂げています。