1980年代から2000年代にかけ、『フジテレビ』を中心とする情報番組やバラエティは彼らの独壇場であった。特にピーコが担当した『ファッションチェック』は、街ゆく人々やタレントの私服に対し、容赦のないダメ出しと的確なアドバイスを与える大ヒット企画となった。
「着ている服に罪はないけれど、あなたの体型と生き方に合っていないのよ」。ピーコの鋭い指摘は、単なる容姿の批判ではなく、自己表現としての装いに対する深い哲学に満ちていた。色合わせの妙、シルエットの整え方、そして自分を美しく見せるための立ち振る舞い。辛口な言葉の裏側に漂う温かい眼差しに、日本中のお茶の間が魅了されたのである。