現地を訪れた旅行者や地元市民の声を集約すると、リニューアルに対する満足度は総じて極めて高い傾向にあります。特にSNSや旅行コミュニティで反響が大きいのは、夜間ライトアップの美しさです。日没とともに赤レンガの凹凸がドラマチックに浮かび上がり、前庭の水面に映り込むシンメトリーな姿は、札幌随一のフォトジェニックな夜景スポットとして定着しています。
「以前訪れた時よりも内部の解説展示が格段に分かりやすく、北海道の歴史が一気に頭に入ってきた」「木製サッシや階段の手すりなど、職人技の細部まで間近で見られるのが素晴らしい」といった声が目立ちます。また、館内のミュージアムショップで展開されている「北海道庁旧本庁舎アートボックス」や、木材の温もりを生かした限定文具「JETSTREAM 赤れんが庁舎WOOD」など、洗練されたオリジナルグッズを買い求める来訪者の姿が後を絶ちません。
一方で、現場取材から見えてきた注意点もあります。特に秋の紅葉シーズンにおける「前庭のイチョウ並木」の見頃時期や、週末の日中時間帯は記念撮影を行う観光客で非常に混雑します。静かに建築意匠を鑑賞したい場合は、開館直後の午前9時台、またはライトアップが始まる直前の夕景を狙うのが賢明な立ち回りと言えます。