赤城乳業が誇る「ガリガリ君」シリーズにおいて、ファンの心を掴んで離さない最大のギミックがスティックに刻まれた「当たり」の文字です。妹であるガリ子ちゃんにもこの伝統はしっかりと受け継がれていました。
気になる当たりの封入確率について、メーカー側は公式な数値を公表していません。しかし、駄菓子・アイス業界における景品表示法の規制基準や、出荷単位となる1箱(1カートン=32本入り)の流通データ、長年の購買検証データから、約3.125%(32本に1本)の割合で当たり棒が混入されていると結論付けられています。これは兄であるガリガリ君の通常版とほぼ同等の設定です。
当たりが出た際にもらえる景品は、基本的には購入店舗での「もう1本プレゼント」でした。ただし、フレーバーの展開時期や記念キャンペーンによっては、当たり棒を事務局へ郵送することで「ガリ子ちゃん特製Tシャツ」や「オリジナルステーショナリーセット」などの非売品限定グッズが贈呈される特別企画も実施され、コレクターの間でプレミア化しました。
兄であるガリガリ君との違いは、キャラクター性だけではありません。最大の違いは中身の氷の質感にあります。ガリガリ君が粗く削ったクラッシュアイスを氷膜で包んでいるのに対し、ガリ子ちゃんは「なめらかなシャーベット」を包み込んだ構造を採用しています。特に大ヒットを記録した「ガリ子ちゃん やわらかクリームソーダ」などは、カキ氷の刺激感を抑え、ミルキーでソフトな口当たりを実現した画期的な商品設計でした。