茨城県内を流れる二大河川、久慈川と那珂川の流域では氾濫危険水位への到達が危ぶまれている。過去に甚大な浸水被害を出した水戸市飯富地区や常陸大宮市周辺では、すでに国土交通省の水位監視カメラに茶色く濁った濁流が溢れんばかりに迫る映像が映し出されている。
水害の歴史を知る地元住民の動きは早い。土のうを自宅前に積み上げる作業が急ピッチで進められ、自車を安全な高台のショッピングセンター駐車場へ退避させる動きが広がっている。水位計の数字は刻一刻と上がっており、夜間の氾濫という最悪のシナリオを回避するための警戒が続いている。