ハード面での整備が進む一方で、物理的な限界が存在することも事実だ。特に平日朝7時30分から8時30分頃の京王線上り列車は、怒涛の通勤ラッシュに見舞われる。このピーク時間帯にベビーカーで乗車することは、押しつぶされる危険を伴うため避けるのが賢明だ。
社会全体で子育て支援が叫ばれているとはいえ、超満員電車に揺られる乗客の多くは精神的な余裕を失いがちになる。乗車時間をわずか30分ずらす、各駅停車を乗り継ぐ、あるいは座席指定列車(京王ライナー)を事前に確保するといった選択が、結果として子どもと保護者双方の安全を守る最善策となる。