事件が起きたのは午後4時過ぎ。校門付近で包丁のようなものを手にした男がうろついているのを、部活動の指導にあたっていた教諭が発見した。男はぶつぶつと独り言をつぶやきながら、明らかに異常な様子で校内を覗き込んでいたという。
教諭らは直ちに生徒を校舎内へと避難させ、すべての出入り口を施錠。同時に110番通報を行った。緊迫した空気の中、校内放送で避難指示が流れると、生徒たちは教室の隅で息を潜めた。「本当に怖かった。心臓の音がうるさくて、何も考えられなかった」と、当時教室にいた女子生徒は震える声で振り返る。
通報から約8分後、パトカー数台が現場に急行。警察官が男を取り囲み、さすまた等を用いて身柄を確保した。男は銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されたが、動機については意味不明な供述を繰り返しているという。