扇風機による冷えの影響は、筋肉のだるさや頭痛だけにとどまりません。内臓や呼吸器系にも直接的なトラブルを招きます。
特に多いトラブルがお腹の冷えによる消化器官の機能低下と下痢・腹痛です。腹部が冷やされると胃腸の蠕動(ぜんどう)運動が過剰になり、水分の吸収がうまくいかなくなります。いわゆる「寝冷え」による体調悪化は、免疫力の低下にも直結するため注意が必要です。
さらに見逃せないのが喉や鼻の粘膜乾燥です。風を直接顔周辺に浴び続けると気道の粘膜が乾き、ウイルスや細菌を体外へ排出する「線毛運動」が鈍くなります。朝起きたときに喉がいがらっぽかったり、風邪に似た症状が出たりするのはこの粘膜防御機能の低下が原因です。