現在、ネット上で「実は関係があるのではないか」とささやかれるタレントや俳優の名前は後を絶たない。しかし、それらの多くは根拠のない噂や、単なる共演歴・親交関係からの拡大解釈に過ぎないのが実情だ。火のない所に煙は立たないと言われるが、情報が瞬時に拡散する環境下では、些細な誤解が容易に真実かのように扱われてしまう。
取材に応じた芸能関係者によれば、特定の宗教団体を想起させる発言や行動がひとつあっただけで、一気に「信者説」や「配偶者の指定説」へと飛躍するケースが目立つ。長年にわたり旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)を取材してきたジャーナリストは、「過去の出来事があまりにも強烈だったため、世間は今も芸能人と宗教の接点に対して極めて敏感になっている」と分析する。根拠のない誹謗中傷や憶測に惑わされず、事実に耳を傾ける姿勢が求められている。