結論から言うと、ステンレス製水筒の「金属本体」内部に液体タイプの漂白剤を入れて浸け置きするのは原則NGだ。主成分である次亜塩素酸ナトリウムは極めて強力な酸化作用を持ち、雑菌やカビを瞬時に分解する。しかし、この成分がステンレスの表面を保護している微細な「不動態皮膜」を破壊してしまうのだ。
皮膜が破壊されたステンレスは急激に劣化し、内部から金属が腐蝕して錆びが発生する。花王公式サイトのQ&Aページでも、ステンレス製の容器本体全体を塩素系漂白剤に浸ける行為は避けるよう明記されている。錆びたボトルから金属成分が溶け出す恐れもあり、健康面へのリスクも見過ごせない。