Q1:オオカミの口が綺麗に開かない場合、味や食感にはどのような影響が出ますか?
A1:腹割れが生じないスコーンは、熱が内部まで均一に通りにくく、中心部が団子状に重くなったり、逆に外側全体が硬いビスケットのようになったりします。ふんわりとした口どけが損なわれ、クリームをのせた際の馴染みも悪くなります。
Q2:ベーキングパウダーの代わりに重曹や酵母を使ってもオオカミの口はできますか?
A2:重曹単体では横への広がりが強く出やすいため、上方向への持ち上がりが弱くなります。また、酵母を使ったスコーンはパンに近い発酵組織になるため、クラシックな「オオカミの口」特有のホロホロとした層状の割れ目を作るには、熱反応性に優れたベーキングパウダーを使用するのがもっとも確実です。
Q3:型抜きのあと余った生地を集めてもう一度焼くと割れません。どうすればいいですか?
A3:2番生地・3番生地は捏ね直すことでグルテンが出てしまい、バターの層も崩れるためオオカミの口は開きにくくなります。余った生地は捏ねずに重ね合わせるようにまとめ、軽く冷やしてからカットして焼くことで、食感の劣化を最小限に抑えられます。