三陸沖といえば、世界三大漁場の一つとして名高い。この宿のダイニングで提供される料理は、その豊かな海の恵みをこれ以上ない形で表現している。シェフ自らが毎朝地元の漁港へ足を運び、その日最も状態の良い食材を仕入れる。メニューに並ぶのは、単なる高級食材ではない。地元漁師との信頼関係があるからこそ手に入る、希少な地魚や旬の海産物だ。
特に人気を集めているのが、薪火を使ったオープンキッチンでの調理パフォーマンス。パチパチと爆ぜる薪の音と、香ばしい香りが五感を刺激する。一口食べれば、素材本来の力強い旨味が口いっぱいに広がる。まさに、三陸の風土をそのまま胃袋に収めるかのような、贅沢な食体験だ。